どうも、何気に洗濯が趣味なカナタです。
晴れの日の朝に外干しした洗濯物が乾いていく様子を眺めるのは至福のひととき。
そんな僕ですが、1人目の子供の誕生を控えドラム式洗濯乾燥機を購入しました。
洗濯って地味に重労働なんだよね。
今までの洗濯環境と不満点
買い換えるまで使っていたのは家の先住者が使っていたNA-F60PZ9。
2007年製(今調べて知った)の6kgのごくふつ〜〜〜の縦型洗濯機です。
少なめに見積もっても13年選手か。。。。。
引っ越してきた時点で5〜6年、そこから更に7〜8年お世話になったことになります。
時にはワカメが発生して槽洗浄で退治したり、洗えないような量のものを無理やり突っ込んだりと無茶を強いましたが、最後までそれといった不具合もなく、洗濯機としては最低限の仕事をしてくれていました。
ただし不満点は山ほどある。
容量が小さい
はっきり言って、2人暮らしに6kgは小さいです。
特に我が家では2人とも肌が弱いこともあり、シーツと枕カバーは2日に1回くらいのペースで洗濯してます。
夏場はともかく、寒い時期は2人分の着替え、タオル類、シーツ類を詰め込んだらギリギリアウトの量。
ここにイレギュラーな洗濯物が来たら1回じゃ絶対無理。
さらに赤ん坊分の洗濯物も増える予定なわけで。。。
かと言って2回回すのも面倒だし、2回目の洗濯物が夕方までに乾くかどうか…みたいなそれも面倒臭い。1回で洗われてくれ。
干す場所が足りない
物干しスペースって結構場所を取る。
ハンガーもピンチも無限にあるわけでもないし。
我が家はボロい一軒家でそこそこスペース的には恵まれてる方だと思うけど、それでもやっぱり最低限の1日分で丁度かなってレベル。
晴れた日の外ならまだしも、室内干しせざるを得ない日は何をや言わんや。
気候・天候によってはなかなか乾かない
洗濯物が外干しで気持ちよく乾いてくれるのって、春〜秋の晴れた日限定じゃないですか。
梅雨や天気の悪い日のことを考えると1年の半分くらいなのでは???
しかも「今日は行けそう」と思って外に干したら雨が降ったりとか。
逆に無理そうと思って中に干したら晴れたりとか。
洗濯は毎日のことなのに天気に振り回されてストレスフル。
梅雨は言うまでもなく、衣類が厚くなる冬もなっかなか乾かないし。
夏はほんの10〜15分でも汗かくほど暑いし、冬は指先凍りそうだし。
自然って過酷だわあ。
洗濯によるタイムラグのせいで余計に服が必要
ちょっと変わったライフスタイルのせいで我が家は2人とも外泊が多い。
洗濯物って洗ってから乾くまで大体1日かかるじゃないですか。
外泊する場合、出発の朝に荷造りするとしても、昨日着てた服は持っていけない。
いや、濡れたまま持っていって出先で干したりもしてたけど。
当然帰ってきてからの着替えも必要なわけで。
出発前に洗濯して干していけたらいいけど、回し始めて1時間+干すのに10〜15分という時間をバタバタしてる朝に取れるかと言われるとなかなかそうもいかない。
結局外泊に必要な日数分+2〜3日分くらいの着替えを確保しないといけなくなるわけだけど、これって結構無駄が多いんだよね。。。
で、帰ってきてから溜まった洗濯物を小さい洗濯機と限られた干場で捌くのも大変と。
急ぎの洗濯物が捌き切れない
上の話とやや被りますが、仕事着に至っては、繁忙期だと夜遅く帰ってきて洗濯して次の日の早朝に乾いてて欲しいというシュチュエーションも多々あったり。
当然夜間の室内干しじゃ無理があるから生乾きで持って行ったり、余分に買ったり(高い)。
そして乾かなかった分を昼間に外に干しかえてくれる人がいるわけでもなく。
当然そこに乾きにくいタオル類なんかも加わってくるわけで、そんな状況が数日続けば見事に生乾きの服が大量にギュウギュウとぶら下がった最低最悪の室内干しスペースが出来上がり。
乾いた物を間引こうにも、新しい洗濯物から湿気を吸って全体的にしっとり。
ほんと、洗濯って日中の細かなケアがないとできないんだよ。。。
あと、疲れて夜遅く帰ってきて洗濯終わるのを1時間待って干すのも辛い。
大体そういう日って睡眠不足だし。
NA-VX900Bを購入した理由
容量の問題もあり、元々子供が産まれるのに合わせて洗濯機は買い替えなければと思ってはいたのですが、色々検討した結果、気がついたらパナソニックの最高級機種になってました。
購入したのはパナソニックのNA-VX900BR。
バリエーションとして、右開き・左開き、白・ベージュの各2色あります。
価格は時期によって結構変動があり、大体30万円前後。
僕は楽天でエディオンから購入しました。
5年保証・設置代込みで約28万円と、比較的安めに買えた気がしてます。
しかし最近の洗濯機面白い。
ガジェット好きの血が騒いだのは言うまでもありません。
スマホやPCなんかも楽しいけど、家電に投資するとQOLが爆上がりする(不便・面倒だと感じる作業ほど効果あり)のは経験則で分かってたので妥協はしませんでした。コロナでお金ないけど。
容量が大きい
これは必須。
もう大きければ大きいほどいい。
そうなると必然的に上位機種付近に絞られます。
洗剤自動投入
欲しい。無くても困らないけど欲しい。
ガジェット好きへの訴求ポイントその1。
これもついてるのは今のところ上位機種のみ。
乾燥機能付き
干すのが好きとはいえ、実はちょっと前から欲しかった。
あと、妊娠後期に入ってきて単純に濡れた洗濯物を運んで高いところに干すのが辛い。
洗濯物は生きてる限り出る物なので、産後の負担を減らす為にもマストかと。
乾燥性能
実家に縦型の洗濯乾燥機がありますが、やっぱり乾きは良くないし少量でも皺になります。
ていうか構造的に無理があるよね。
と言うことで使い物になる乾燥機が欲しかった為ドラム式一択。
ちなみに日立の風アイロンには及ばないようですが、最上位のNA-VX900Bのみ皺になりにくい”ふんわりジェット乾燥”という機能がついてます。
温水洗浄
絶対汚れ落ちるやつ。
特に真冬は威力発揮しそう。
これも上位機種付近のみ。
乾燥が省エネ
乾燥方式にも色々あるらしく。
パナソニックだとスタイリッシュなデザインが売りのCubleシリーズはヒーター方式、NA-VX900Bを含むレギュラードラムシリーズはヒートポンプ方式。
ヒートポンプ方式はヒーター方式に比べて
- 電気代が安い
- 低温乾燥なので衣類を痛めにくい
- 除湿機能があるので部屋に湿気が籠らない
等のメリットがあるらしいです。
乾燥機能をよく使うつもりなら電気代は安いに越したことはない。
スマホ連携
ガジェット好きへの訴求ポイントその2。
無くてもいいけど、あったら欲しいlot機能。
終了時の通知と、出先から帰宅見込み時間に合わせて起動したいというのが主な想定用途。
出発前に時間なくても帰ったら丁度洗濯終わってるとか最高じゃん。
ちなみにこれ、パナソニックだとNA-VX900BかCubleシリーズの上位2機種にしかついてません。
正直言ってこれの為にVX800BじゃなくVX900Bに決めました。
まあふんわりジェットも欲しいと思ったけど。
乾燥時の臭い疑惑
最初は日立の風アイロンを検討してました。
容量も12kgだし、乾燥でも皺がつきにくいらしいし、洗剤自動投入だし。
でもどうやら風アイロン機能と引き換えなのか乾燥時の排気にやや問題があるらしく、排水トラップとの相性が悪いと下水の匂いが上がってきて部屋や洗濯物が下水臭くなるというレビューを散見。
問題なく使えてる人もいるみたいだけど、我が家との相性がわからないし、高い買い物で失敗するのは嫌だったので評判の良かったパナソニックに。
vx900brで変わったこと
自動投入が楽
やっぱりあってよかった。
まだ粉末洗剤のストックが残ってるので柔軟剤のみ自動投入だけど、それでも計量が1回だけなのはすごい楽。
次買い替える頃にはお手頃価格のモデルでも標準装備になってて欲しい機能No.1。
予約ができる
「明日持って行きたいから夜のうちに洗って乾かしといて」ができる。
ただ、なぜか大体9時間くらい後からしか終了時間が指定できない。
乾燥後2時間はふんわりキープが働いてるから6時間後くらいまでならそっちでってことなんだろうけどちょっと不便。
仕方なく普通にスタートして7〜8時間後に取り出した時は特に皺になったり臭ったりしなかったからいいけど。
洗濯時間が短くなった
もちろん乾くまでの時間も乾燥機能のおかげでかなり短縮されたけど、洗濯そのものも30分近く短くなった。
多分これは縦型とドラム式の水量の差によるものなんだろうなあ。
縦型の時は給排水に一番時間かかってたし。
一度に洗える量が増えた
なんたって容量が約2倍。
大物洗いでもしなければ1回で洗えないなんてことは今のところないです。
なんというストレスフリー。
ただし、乾燥容量の方が少ないのでパンパンに詰め込むと全部は乾燥出来ません。
洗浄力が上がった
一般的にドラム式より縦型の方が洗浄力が高いと言われてます。
が、それは同年代・同クラス機種での話で、流石に10年以上前の安い縦型よりは最新最高クラスのドラム式の方が上。
しかも容量ギリギリまで詰め込んで洗わなくてよくなった。
結果的に服もタオルもあからさまに1〜2トーンくらい色が明るくなりました。
どことなくさっぱりしてるし。
今まで汚れの落ちきれてない衣類を着てたかと思うとちょっとショック。。。
あと脱水後の柔らかさも違う。
今まで柔軟剤は消臭以外機能してなかったんじゃないかと思うレベル。
洗濯する時間帯を気にしなくてよくなった
午前中に干さなきゃ夕方までに乾かない!!
なんて心配をしなくてよくなりました。
生活が不規則だからこれは助かる。
干す手間が格段に減った
乾燥にかけると皺になっちゃう物を洗濯機の側の室内干しスペースにちょいちょいっとかけるだけ。
量も少ないし、シャツや麻だけなので数時間で乾きます。
重たい濡れた洗濯物をえっちらおっちら運ぶ必要もありません。
乾かないストレスがなくなった
量にさえ注意しておけば終了音が鳴った時にはタオルもスウェットもパーカーもほかほかに乾いてます。
微妙に乾き損ねがあっても、乾いてない物だけ10〜15分追加で乾燥にかけるか、急ぎじゃなければ適当に吊るしておけば2〜3時間で乾きます。
翌日の洗濯物との干し場のバッティングを心配する必要もありません。神。
タオルがふわふわになった
タオル専用コースなんてものもついてるらしいですが、分けて洗うのは面倒なので使ってません。
使ってませんが、ガビガビゴワゴワだった年代物のタオルがフワッフワです。
なんだこれ。
ネットに入れるものが少なくなった
ギュウギュウ詰めの縦型洗濯機は結構過酷な環境なので、毎日着る物の中にもネットに入れる物がそこそこありましたが、ドラム式は比較的衣類への当たりが優しいので「念のためネット」はしなくなりました。
物によってはネットに入れたままじゃ上手く乾燥できないってのもあるけど。
畳むのが苦じゃなくなった
干す、監視する、取り込むと言う手間が省かれたことにより、畳むのが面倒ではなくなりました。
乾いた洗濯物を洗濯機から1枚ずつ取り出して畳んで洗濯機の上に積み、そのまま収納場所に持っていくだけ。楽。
屈まないと中がよく見えない
これはドラム式あるあるな気がするけれど。
縦型は天辺から見下ろす形なので立ったまま中が見えます。
でもドラム式は土手っぱらに穴が空いてるから腰くらいの位置まで目線を下げないと中が良く見えません。
逆に重たいものを出し入れするときは上まで持ち上げる必要がないから楽だったり。
まあ一長一短かな。
単純にデカい
容量約2倍、ドラム式って時点で当たり前の事だけどデカい。
広々殺風景だった我が家の脱衣所がやや手狭な印象に。
変わらない点
シワになるものは干す必要がある
少量の場合は乾燥までかけてもそこまで問題ないんだけど、普通に我が家の1日分の量だとシャツや麻類はシワッシワになります。
なので基本的に乾燥までフルオートでやらず、洗濯のみで回し、皺になるものだけ取り出して吊るし、残りを乾燥にかける運用。
でも全体に比べると少量だし、すぐ乾く素材なのでそこまでストレスは感じてません。
あと、全部乾燥にかけるとちょっと量が多すぎて乾き残りが出るから、何だかんだでこのやり方がちょうどいいかもしれない。
一人暮らしで毎日洗濯するならフルオート運用できるかも。
フィルターは毎回掃除
縦型の時ごみくずネットに溜まってた埃などは乾燥フィルターに貯まる仕組みのようで、毎回掃除が必要です。
でも洗剤量る手間他諸々が無くなったからまあ総合的にはかなり楽。
他社だと自動掃除機能がついてたりするらしいね。
今のところ活用できてない機能
ナノイー洗浄
水洗いできない物を除菌・消臭できる機能。
NA-VX900Bにしたら自動的についてきたけど今のところ使ってないな。。
槽洗浄によるカビ防止効果もあるらしいから、とりあえずそっちに期待。
スマホ連携
コロナのせいで家から出ない。
あと、洗濯〜乾燥まで4時間程度で終わるから家にいる間に済ませても特に不便ではない感じ。
終了通知も、前の洗濯機の時は終了音聞き逃したりしてたけど、NA-VX900Bは音量大きめなのか家の中にいれば気がつかないことがないんだよねえ・・・。
まあうっかり昼寝して寝過ごしちゃった時とかは通知見れば終わったかどうかわかるから便利と言えば便利か。
温水洗浄
水でも前より綺麗に洗えてるから今のところ必要性を感じてません。
洗濯時間も余分にかかるし・・・
夏場に汗でデロデロになったり、冬の水がめっちゃ冷たい時期なんかにはお世話になるかもしれない。
総評:完全自動ではないではないが圧倒的に楽になった
もうこれに尽きる。
ちなみに洗濯好きとしては、天日干しの楽しさが無くても綺麗になった洗濯物が洗濯機から出てくるだけで十分楽しめます。
掃除機しかり、毎日の作業を肩代わりしてくれるタイプの家電に投資するのはQOLの面で見るとコスパがいいので本当オススメ。
細かい機能に拘らなければドラム式洗濯乾燥機はかなり安く入手できる時代になりました。
小さめだけど十数万円で買えるアイリスオーヤマのドラム式洗濯乾燥機
自分に必要な機能を吟味して、是非素敵な洗濯ライフのお供を見つけて下さい。
ドラム式洗濯乾燥機はこんな人におすすめ
- 産前・産後の人
- 忙しい人
- 毎日の洗濯物が多い人
- 家にいる時間が短い人
- 洗濯が嫌いな人
- 洗濯が好きな人
- 持ち物を減らしたい人